カフェの内装を決める3つのポイントとは?注意点や費用をおさえやすいコンセプトも解説 2024.02.15 お役立ち情報 こんにちは。「内装資料館ドンピシャマート」ライターチームです。 カフェを開店する際、どのような内装にするのかは、店のイメージを左右する重要な要素です。 この記事では、カフェの開店を計画している担当者に向けて、カフェの内装を決めるポイントや注意点などを解説します。これからカフェをオープンしようと考えている人は、ぜひ役立ててください。 内装資料館ドンピシャマートは、メーカーとの直取引によって安価な壁紙を提供する会員制卸売サイトです。商品をお求めの際は、会員登録(無料)をお願いします。 目次 カフェの内装が重要な理由 カフェの「内装」とは カフェの内装を決める3つのポイント 内装の費用をおさえやすいコンセプトの例 カフェの内装を決める際の3つの注意点 カフェの内装にかかる主な費用 まとめ カフェの内装が重要な理由 カフェとは、リラックスできる空間や時間を提供する場所であり、飲食するだけの場所ではありません。内装は、非常に重要なポイントです。 カフェが提供するのは「居心地のよい空間」 カフェにくる人は、コーヒーやケーキなど、飲食だけを求めているわけではありません。「居心地のよい空間」で過ごす時間そのものに、価値を感じて来店する人も多いでしょう。 内装は「居心地のよさ」を左右する重要なポイントです。来店した人が、心地よいと思える空間づくりを心がけましょう。 内装で店の「コンセプト」を伝えられる 内装のデザインで、カフェのコンセプトがターゲットに伝わりやすくなります。コンセプトは店選びの基準にもなり、集客につながるでしょう。 コンセプトを決めたら、できる限り統一感を大切にしてください。 複数のコンセプトが混ざった店内では、統一感がなく、リラックスできません。お客さんも、店のターゲットと異なってしまうかもしれません。 カフェの「内装」とは カフェの内装工事とは、店舗内の設備・装飾に関わる工事と、入り口付近の一部外装も含まれます。 出店する物件が、居抜き・スケルトン・新築物件のいずれかで、工事内容や費用が大きく異なります。 1坪あたりの内装費用の相場は、居抜きの場合が20〜40万円、スケルトン物件は30〜50万円、新築物件は50〜65万円とされています。スケルトン物件や新築物件は、内装が手付かずであるため、費用も高額になります。 カフェの内装を決める3つのポイント カフェの内装を決める際は、店のコンセプトや近隣の店舗、予算とのバランスを考慮しましょう。それぞれについて、以下で解説します。 カフェのコンセプトを決める どのようなカフェにするのか店の「コンセプト」を決めましょう。オーナー自身が好きなデザインの情報を集めてください。 情報収集の方法としては、Webで検索する、建築の雑誌をチェックする、おしゃれなカフェが集まる街を訪れるなど、さまざまな手段が考えられます。 コンセプトを決める際は「5W2H」を明確にしましょう。全体のコンセプトが決めやすくなります。 「5W2H」とは 5W2Hとは、以下の頭文字をとった言葉です。 ・when(いつ) ・where(どこで) ・who(誰が) ・what(何を) ・why(なぜ) ・how(どのように) ・how much(いくらで) when(いつ)とは、お客さんがカフェを利用するタイミングを意味しており、where(どこで)とは店の立地のことです。 who(誰が)とは客層であり、what(何を)とは提供するメニューです。 why(なぜ)とはカフェの来店理由であり、how(どのように)はメニューの提供方法や提供時間のことです。 それらメニューをhow much(いくらで)で提供するのかも考慮して、コンセプトを固めましょう。 近隣のリサーチをする 似たような店がいくつも並んでいれば、客足は分散されてしまい、思うように売り上げを伸ばせません。出店場所の近隣は、念入りにリサーチしておきましょう。 駅からの距離や学校など人が集まる施設の有無、競合となる近隣のカフェや飲食店の客層、価格帯なども、内装を決める手がかりとなります。住宅街であれば、住民の雰囲気も掴んでおきましょう。 予算とのバランスを考える カフェを出店する場合、初期投資だけではなく開店後の運転資金も必要です。内装にこだわりすぎて、予算を大きくオーバーしてしまうと、開店後の運転資金を十分に確保できません。 「せっかくオープンするならば…」という気持ちも理解できますが、内装にかける費用は、予算やその後の資金とのバランスを考えながら検討しましょう。 内装の費用をおさえやすいコンセプトの例 「居抜き」かどうか以外にも、コンセプトの違いで費用に差が生じます。コンセプトによっては、統一感を出しつつも、費用をおさえられるかもしれないため、以下で具体例を紹介します。 古民家カフェ 古民家など、歴史のある建物をそのまま利用したカフェは、内装の費用をかなりおさえられます。もともとある建物を利用しているため、修繕費をはじめとした、最小限の費用でオープンできます。 モダンな家具や照明をアクセントにすることで、費用をかけずとも、おしゃれな空間が出来上がります。他のカフェとの差別化がしやすい点も魅力です。 ナチュラル風カフェ 観葉植物や熱帯魚などで、自然を演出する「ナチュラル風カフェ」もおすすめです。壁や床に木材を使用し、温かみのある店内に仕上げてみましょう。 自然由来の素材を取り入れることで、素材の加工にかかる費用がおさえられます。自然光を多く取り入れる構造にすれば、グッと明るい店内に仕上がるため、試してみてください。 小さなカフェ 店舗自体が小さなカフェであれば、面積が狭い分、全体の費用がおさえられます。加えて居抜き物件ならば、さらに費用をおさえられ、初期費用の負担が少なくて済むでしょう。 アットホームな空間づくりがしやすいことも魅力です。コンテナをそのままカフェにしている店舗もあり、工期も短く済むと注目されています。 カフェの内装を決める際の3つの注意点 カフェの内装を決める際は、注意点もあります。ここでは優先事項と統一感、業者選びについて解説します。 「居心地のよさ」を優先する カフェは居心地のよさが重要です。店の雰囲気だけではなく、座り心地のよい椅子、座席と座席の間の空間、コンセントやWi-Fiが使えるなど、快適な時間を過ごせるようにしましょう。 いくらデザイン性が高く、内装とマッチしている場合でも、座りにくい椅子や高さの合っていないテーブルでは、心地よい時間は過ごせません。 統一感を大切にする 内装のコンセプトを決めた後は、店内で使うアイテムもコンセプトにあわせて選びましょう。テーブルや椅子だけでなく、店内で使用する食器も重要です。単に自分好みな商品を選んでしまうと、カフェの内装とマッチせず、結局使わなくなってしまうかもしれません。 食器や家具はオンラインショップでも購入できます。しかし質感や手触り・色合いなどが、イメージと異なる場合もあるため、できるだけ手にとって選んだほうがよいでしょう。 相見積もりをとる 内装を依頼する業者は、必ず相見積もりをとりましょう。業者によって、完成イメージや見積もりの項目が異なるためです。相見積もりを依頼した場合は、合計額だけではなく、項目を1つずつ確認してください。 とくに施工費や廃材処分費、交通費、資材搬入費などは、業者によって差が生じやすくなります。 カフェの内装にかかる主な費用 カフェの内装にかかる費用は、店舗設計・デザイン費用と工事費用の合計です。両者がどのような費用なのか解説します。 店舗設計・デザイン費用 内装デザインの設計を依頼した場合、設計費が必要になります。依頼先は、設計事務所や店舗プロデュース業者、内装工事業者などが挙げられます。 デザイン費用は依頼先によって、大きな差が生じるため、必ず複数社へ見積もりを依頼しましょう。ただしデザインと施工を一括で依頼する場合は、全体の費用をおさえられるかもしれません。 工事費用 工事費用とは、内装工事そのものにかかる費用です。店舗の設計と内装工事を、それぞれ別の業者が担うケースもあります。 カフェの内装工事費用は、1坪あたり20〜65万円が相場です。10坪ほどのカフェであっても200万円以上かかると考えておきましょう。 既存の店舗の解体工事や塗装工事、左官工事、造作工事などが含まれます。配線や配管といった電気・水道・ガス工事、空調・換気工事も含まれるでしょう。 工事だけでなく、店内で使用する家具や備品・消耗品を購入する費用も発生するため、項目を細かく分けた予算設定が必要です。 まとめ 居心地のよいカフェを作るために、内装は軽視できません。店のコンセプトや近隣、予算を考慮して内装を決めましょう。 内装を決める際は「居心地のよさ」を優先しつつ統一感を大切にしてください。相見積もりをとってから、依頼業者を決めることも忘れずにしましょう。 内装資材選びに迷っている人は、メーカー直取引が強みの「内装資材館 ドンピシャマート」へお問い合わせください。 700社以上に及ぶ仕入先と経験豊富なスタッフが在籍しています。理想のカフェ作りに利用してみてはいかがでしょうか。 当サイトは会員制卸売サイトです。 価格の閲覧・購入には会員登録が必要です(無料) 新規会員登録して注文に進む ログインして注文に進む 会社名:ドンピシャマート 部署名:マーケティング部 執筆者名:吉田 浩
カフェの内装が重要な理由 カフェとは、リラックスできる空間や時間を提供する場所であり、飲食するだけの場所ではありません。内装は、非常に重要なポイントです。 カフェが提供するのは「居心地のよい空間」 カフェにくる人は、コーヒーやケーキなど、飲食だけを求めているわけではありません。「居心地のよい空間」で過ごす時間そのものに、価値を感じて来店する人も多いでしょう。 内装は「居心地のよさ」を左右する重要なポイントです。来店した人が、心地よいと思える空間づくりを心がけましょう。 内装で店の「コンセプト」を伝えられる 内装のデザインで、カフェのコンセプトがターゲットに伝わりやすくなります。コンセプトは店選びの基準にもなり、集客につながるでしょう。 コンセプトを決めたら、できる限り統一感を大切にしてください。 複数のコンセプトが混ざった店内では、統一感がなく、リラックスできません。お客さんも、店のターゲットと異なってしまうかもしれません。
カフェの「内装」とは カフェの内装工事とは、店舗内の設備・装飾に関わる工事と、入り口付近の一部外装も含まれます。 出店する物件が、居抜き・スケルトン・新築物件のいずれかで、工事内容や費用が大きく異なります。 1坪あたりの内装費用の相場は、居抜きの場合が20〜40万円、スケルトン物件は30〜50万円、新築物件は50〜65万円とされています。スケルトン物件や新築物件は、内装が手付かずであるため、費用も高額になります。
カフェの内装を決める3つのポイント カフェの内装を決める際は、店のコンセプトや近隣の店舗、予算とのバランスを考慮しましょう。それぞれについて、以下で解説します。 カフェのコンセプトを決める どのようなカフェにするのか店の「コンセプト」を決めましょう。オーナー自身が好きなデザインの情報を集めてください。 情報収集の方法としては、Webで検索する、建築の雑誌をチェックする、おしゃれなカフェが集まる街を訪れるなど、さまざまな手段が考えられます。 コンセプトを決める際は「5W2H」を明確にしましょう。全体のコンセプトが決めやすくなります。 「5W2H」とは 5W2Hとは、以下の頭文字をとった言葉です。 ・when(いつ) ・where(どこで) ・who(誰が) ・what(何を) ・why(なぜ) ・how(どのように) ・how much(いくらで) when(いつ)とは、お客さんがカフェを利用するタイミングを意味しており、where(どこで)とは店の立地のことです。 who(誰が)とは客層であり、what(何を)とは提供するメニューです。 why(なぜ)とはカフェの来店理由であり、how(どのように)はメニューの提供方法や提供時間のことです。 それらメニューをhow much(いくらで)で提供するのかも考慮して、コンセプトを固めましょう。 近隣のリサーチをする 似たような店がいくつも並んでいれば、客足は分散されてしまい、思うように売り上げを伸ばせません。出店場所の近隣は、念入りにリサーチしておきましょう。 駅からの距離や学校など人が集まる施設の有無、競合となる近隣のカフェや飲食店の客層、価格帯なども、内装を決める手がかりとなります。住宅街であれば、住民の雰囲気も掴んでおきましょう。 予算とのバランスを考える カフェを出店する場合、初期投資だけではなく開店後の運転資金も必要です。内装にこだわりすぎて、予算を大きくオーバーしてしまうと、開店後の運転資金を十分に確保できません。 「せっかくオープンするならば…」という気持ちも理解できますが、内装にかける費用は、予算やその後の資金とのバランスを考えながら検討しましょう。
内装の費用をおさえやすいコンセプトの例 「居抜き」かどうか以外にも、コンセプトの違いで費用に差が生じます。コンセプトによっては、統一感を出しつつも、費用をおさえられるかもしれないため、以下で具体例を紹介します。 古民家カフェ 古民家など、歴史のある建物をそのまま利用したカフェは、内装の費用をかなりおさえられます。もともとある建物を利用しているため、修繕費をはじめとした、最小限の費用でオープンできます。 モダンな家具や照明をアクセントにすることで、費用をかけずとも、おしゃれな空間が出来上がります。他のカフェとの差別化がしやすい点も魅力です。 ナチュラル風カフェ 観葉植物や熱帯魚などで、自然を演出する「ナチュラル風カフェ」もおすすめです。壁や床に木材を使用し、温かみのある店内に仕上げてみましょう。 自然由来の素材を取り入れることで、素材の加工にかかる費用がおさえられます。自然光を多く取り入れる構造にすれば、グッと明るい店内に仕上がるため、試してみてください。 小さなカフェ 店舗自体が小さなカフェであれば、面積が狭い分、全体の費用がおさえられます。加えて居抜き物件ならば、さらに費用をおさえられ、初期費用の負担が少なくて済むでしょう。 アットホームな空間づくりがしやすいことも魅力です。コンテナをそのままカフェにしている店舗もあり、工期も短く済むと注目されています。
カフェの内装を決める際の3つの注意点 カフェの内装を決める際は、注意点もあります。ここでは優先事項と統一感、業者選びについて解説します。 「居心地のよさ」を優先する カフェは居心地のよさが重要です。店の雰囲気だけではなく、座り心地のよい椅子、座席と座席の間の空間、コンセントやWi-Fiが使えるなど、快適な時間を過ごせるようにしましょう。 いくらデザイン性が高く、内装とマッチしている場合でも、座りにくい椅子や高さの合っていないテーブルでは、心地よい時間は過ごせません。 統一感を大切にする 内装のコンセプトを決めた後は、店内で使うアイテムもコンセプトにあわせて選びましょう。テーブルや椅子だけでなく、店内で使用する食器も重要です。単に自分好みな商品を選んでしまうと、カフェの内装とマッチせず、結局使わなくなってしまうかもしれません。 食器や家具はオンラインショップでも購入できます。しかし質感や手触り・色合いなどが、イメージと異なる場合もあるため、できるだけ手にとって選んだほうがよいでしょう。 相見積もりをとる 内装を依頼する業者は、必ず相見積もりをとりましょう。業者によって、完成イメージや見積もりの項目が異なるためです。相見積もりを依頼した場合は、合計額だけではなく、項目を1つずつ確認してください。 とくに施工費や廃材処分費、交通費、資材搬入費などは、業者によって差が生じやすくなります。
カフェの内装にかかる主な費用 カフェの内装にかかる費用は、店舗設計・デザイン費用と工事費用の合計です。両者がどのような費用なのか解説します。 店舗設計・デザイン費用 内装デザインの設計を依頼した場合、設計費が必要になります。依頼先は、設計事務所や店舗プロデュース業者、内装工事業者などが挙げられます。 デザイン費用は依頼先によって、大きな差が生じるため、必ず複数社へ見積もりを依頼しましょう。ただしデザインと施工を一括で依頼する場合は、全体の費用をおさえられるかもしれません。 工事費用 工事費用とは、内装工事そのものにかかる費用です。店舗の設計と内装工事を、それぞれ別の業者が担うケースもあります。 カフェの内装工事費用は、1坪あたり20〜65万円が相場です。10坪ほどのカフェであっても200万円以上かかると考えておきましょう。 既存の店舗の解体工事や塗装工事、左官工事、造作工事などが含まれます。配線や配管といった電気・水道・ガス工事、空調・換気工事も含まれるでしょう。 工事だけでなく、店内で使用する家具や備品・消耗品を購入する費用も発生するため、項目を細かく分けた予算設定が必要です。
まとめ 居心地のよいカフェを作るために、内装は軽視できません。店のコンセプトや近隣、予算を考慮して内装を決めましょう。 内装を決める際は「居心地のよさ」を優先しつつ統一感を大切にしてください。相見積もりをとってから、依頼業者を決めることも忘れずにしましょう。 内装資材選びに迷っている人は、メーカー直取引が強みの「内装資材館 ドンピシャマート」へお問い合わせください。 700社以上に及ぶ仕入先と経験豊富なスタッフが在籍しています。理想のカフェ作りに利用してみてはいかがでしょうか。 当サイトは会員制卸売サイトです。 価格の閲覧・購入には会員登録が必要です(無料) 新規会員登録して注文に進む ログインして注文に進む 会社名:ドンピシャマート 部署名:マーケティング部 執筆者名:吉田 浩