エステサロンの内装をおしゃれにするには？コツや費用相場など徹底解説

2024.03.11

エステサロンにおいて、内装のデザインは店全体の雰囲気を左右するポイントです。また、顧客の体験・満足度に関わる要素の1つでもあるため、おしゃれに演出しておいて損はありません。
しかし、エステサロンの内装をどんなデザインにするか悩んだり、重視するべきポイントが分からなかったりする場合もあるでしょう。

この記事では、エステサロンの内装を決める際のポイントについて解説しています。ぜひ、参考にしてください。

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エステサロンの内装をおしゃれに演出しよう

冒頭で説明したとおり、エステサロンにおける内装は、店全体の雰囲気を左右する重要な要素です。おしゃれに演出して、サロンのブランドやイメージの形成に繋げましょう。

また、エステサロンにおいて内装が重要視される理由は、顧客層にもあります。エステサロンには特別な時間や、非日常的な空間を求める女性が多く、それらに応えるためには内装をおしゃれにすることが必要不可欠です。

エステサロンの内装を決める際のポイント

エステサロンの内装を決める際は、いくつか意識するべきポイントがあります。ここからは、具体的なポイントとそれぞれの詳細を解説します。

エステサロンのコンセプトに合わせる

エステサロンの内装をおしゃれに演出しよう

エステサロンの内装を決める際のポイントの1つが、コンセプトに合わせることです。おしゃれでクオリティの高い内装だとしても、コンセプトとの一貫性・統一感のないデザインでは効果が薄くなってしまいます。

コンセプトに合わせた内装にすることで、顧客にとって居心地の良い空間になったり、日常とは違う特別な雰囲気を演出できたりします。

おしゃれさだけでなく清潔感も意識する

エステサロンの内装には、おしゃれさのみならず清潔感も求められます。見た目が古びていたり、汚れが目立ったりする内装では、施術が良くても悪い印象を持たれてしまう可能性があるからです。
例えば、避けるべき内装として、以下のような内容が挙げられます。

・壁や天井が廃れている
・家具類が使い古されている
・水道設備が破損している

使用する分には問題がないとしても、見た目が悪いことは顧客にとって気持ちの良いものではないため、注意しましょう。

心を落ち着かせる雰囲気を意識する

エステサロンの内装を決める際のポイントとして、心を落ち着かせる雰囲気を意識することも挙げられます。
内装が洗練されているという印象を与えやすい要素の1つが、プライベート感です。大勢の人がいると感じさせる空間は落ち着きにくい一方、個別に分けられた空間なら落ち着いて施術を受けられるでしょう。

具体的には、隣のお客さまの声が聞こえないようにしたり、目線を遮るような設計にしたりすると、プライベート感を演出できます。

間接照明を使う

空間全体を明るくするのではなく、間接照明をメインに据えて一部だけを明るくすると、洗練された雰囲気になります。
また、壁や天井に間接照明の光を向けるだけでも、柔和で芸術的な空間を演出できます。そのため、内装を決める際は、間接照明の導入も検討しましょう。

しかし、エステティシャンの手元を照らす際は、デスクライトなどの直接照明の方が適している場合もあります。間接照明だけを使うのではなく、直接照明と合わせてバランス良く設置することが大切です。

BGMや香りにも心を配る

エステサロンの内装には、単純な見た目だけではなくBGMや香りなどの要素も含まれます。特に、エステサロンの施術中は目を閉じている時間が長いため、聴覚や嗅覚へのアプローチが重要になります。

BGMや香りは、リラックスできるようなものが好ましいです。例えば、オルゴールやヒーリングミュージックといったBGMを流したり、ラベンダーやベルガモットなどの香りがするアロマを活用したりするなど、工夫しましょう。

エステサロンにおける内装工事の費用相場

エステサロンの内装工事にかかる費用について解説します。費用の相場と内訳は下記の通りです。

内装工事の費用相場

エステサロンの内装工事にかかる費用は、工事する範囲や物件の状態によって異なります。一般的には、1坪あたり10万円から20万円程度が相場とされています。
しかし、ハイグレードな内装を希望する場合は一般的な物よりも費用が高く付きます。具体的には、1坪あたり30万円から50万円程度です。

なお、物件が小さいと必要な設備を詰め込むのが難しくなるため、坪単価は高くなる傾向にあります。

内装工事の内訳

工事項目は、物件の詳細な条件やデザインの選択によっても変動します。以下は、エステサロンの内装工事における代表的な工事内容です。

仮設・解体工事	必要な設備を設置し、不要な設備を解体する作業
軽量鉄骨・ボード工事	室内壁や室内ドアなどの設置に必要な支柱として、軽量・鉄骨やボードを使用する工事
建具工事	室内壁や室内ドアなどの木製・金属製の重量のある建具を取り付ける工事
照明器具工事・照明下地工事	天井の照明に取り付けるための照明器具工事や、重量のある照明には照明下地工事が必要な作業
パーテーション工事	個室に区切るためのパーテーションを設置する工事
仮設・解体工事	必要な設備を設置し、不要な設備を解体する作業
軽量鉄骨・ボード工事	室内壁や室内ドアなどの設置に必要な支柱として、軽量・鉄骨やボードを使用する工事
建具工事	室内壁や室内ドアなどの木製・金属製の重量のある建具を取り付ける工事
照明器具工事・照明下地工事	天井の照明に取り付けるための照明器具工事や、重量のある照明には照明下地工事が必要な作業

エステサロンの内装費用を抑える3つのコツ

エステサロンの内装費用を抑えるためにはいくつかのコツがあります。ここからは、3つのコツと詳細を解説します。

1.居抜き物件を利用する

まずは居抜き物件を利用することが、エステサロンの内装費用を抑えるためのコツの1つです。居抜き物件とは、前のテナントの内装が残ったままの物件を指します。
残された内装や設備を流用できれば、新たに作ったり用意したりするよりも、内装工事費用を抑えられます。

しかし、コンセプトや方針に合わない内装・設備だと、結局作り直す事態になりかねません。あらかじめ計画を立てておき、可能な限り適している居抜き物件を選ぶようにしましょう。

2.メリハリを付けて内装を決める

メリハリを付けて内装を決める

予算に制限がある場合は、こだわるべき部分とシンプルにまとめる部分を明確にして計画を立てるべきです。
全てのデザインや素材の品質をこだわってしまうと、内装費用が高額になりすぎて予算をオーバーしかねません。予算との折り合いが付けられるように、メリハリのある計画を立てることをおすすめします。

なお、内装のコンセプトによっても費用は変わります。例えば、シンプル・ナチュラル系の方が、ゴージャス・ラグジュアリー系よりも費用が安い傾向にあります。

3.複数の内装業者に見積もりを依頼する

複数の内装業者に見積もりを依頼することも、内装費用を抑えるためのコツです。同じ工事内容だとしても、内装業者によってかかる費用は異なるためです。

そのため、複数の内装業者に見積もりを出してもらい、それらを比較・検討して最適な業者を選びましょう。見積もりを比べれば費用相場の目安も把握できるため、適正価格を判断しやすいというメリットもあります。

エステサロンの内装を決める際の注意点

エステサロンの内装を決める際の注意点として、機器の存在も考慮することが挙げられます。エステサロンを開業するには、内装だけではなく機器も用意しなければなりません。

しかし、エステサロンで使われる機器は高額な物が多く、予算を圧迫しがちです。そのため、内装だけに費用をかけるのではなく、機器を用意するのに必要な費用とのバランスを考えることが大切です。

まとめ

今回は、エステサロンの内装を決める際のポイントや、エステサロンにおける内装工事の費用相場、内装費用を抑えるためのコツなどを解説してきました。
エステサロンにおける内装は、店の雰囲気やターゲットとする客層を決めるために重要な要素です。しかし、エステサロンの開業にかかる費用は内装だけではないため、他の部分との兼ね合いも重要です。

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